会長ごあいさつ

京都府助産師会は、1905年京都市産婆組合として発足し、2020年で115年を迎え、全国の助産師会の中でも古い歴史を持ちます。当時の産婆たちは、自らの寄付によって会館をも建設する心意気でした。私が入会致しました1999年には、その当時の会館が存続し、京都らしい古いながらも風格を感じる立派な建物でした。残念ながら耐震等の事情にてすぐに現在の新会館となりましたが、大きな梁は新会館に残されています。
どうぞ一度、足を運んで歴代の会長写真と共に御覧になって歴史を感じて下さい。
1960年頃より、分娩場所は自宅から病院へと移行、1936年最高850名の会員も当然の如く大半が病院勤務となりました。会員もそれに伴い激減、将来を危惧する状態となりました。僅かな開業助産師の努力は勿論ですが、助産所の灯は残したいと思う助産師が助産所部会、勤務部会、保健指導部会の3部会に分かれて所属活動、助産師会を支え、平成25年公益社団法人移行後は、社会的にも認めて頂ける会になり現在に至っています。
当会の目的は公益社団法人日本助産師会との連携のもと、人々のニーズに応える助産及び母子保健領域の活動の発展を目指すと共に、専門性に基づく助産師職の質の向上を図りつつ、人々の健康と福祉の増進に寄与することです。
今後も引き続き京都府、京都市の行政機関、医療や福祉関係、学校や各種地域の団体と連携協力、女性と赤ちゃん.家族すべての方を対象に、いつでもどこでも切れ目ないケア、 助産師活動をして参りたいと思っております。
「あなたのそばに助産師はいます!」
何かご相談があれば助産師会にお声をかけて下さい。お待ちしております。

公益社団法人 京都府助産師会 会長 吉川敏子

沿革

1875年(明治8年)
京都産婆養成所の開設(日本初の助産師教育機関)
1905年(明治38年)
京都市産婆組合の発足
1930年(昭和5年)
京都市産婆組合会館竣工
1936年(昭和11年)
会員数が最高の850名となる
1951年(昭和26年)
平安産婆学校の廃校
1953年(昭和28年)
京都府助産婦会に改称
1954年(昭和29年)
社団法人となる
1955年(昭和30年)
看護協会からの脱退、ICMへ加入
1971年(昭和46年)
会館改装
2005年(平成17年)
京都府助産師会設立100周年 記念式典・祝賀会
2010年(平成22年)
新会館建設着工
2011年(平成23年2月)
新会館 竣工式
2013年(平成25年)
公益社団法人設立
2015年(平成27年)
(公社)日本助産師会通常総会 第71回日本助産師学会 開催担当

事業の変遷

1930年(昭和5年)
赤ん坊審査会
1952年(昭和27年)
受胎調節実地指導
1962年(昭和37年)
新生児訪問指導
1997年(平成9年)
多胎児支援 ツインズ通信センター 開始
1999年(平成11年)
赤ちゃんサロン開始
2002年(平成14年)
思春期性教育開始
2005年(平成17年)
京都市育児支援家庭訪門事業への協力
2007年(平成19年)
こんにちは赤ちゃん訪問事業
2010年(平成22年)
多世代育児支援事業(いきいき孫育て講座)開始
2011年(平成23年)
プレパパ・男性向け子育て支援事業開始

組織図

情報公開

定款・運営規定

総会報告

令和6年6月8日(土)、同志社女子大学今出川キャンパス楽真館にて定時総会を開催いたしました。
当日は、
・京都府知事西脇隆俊様
・京都市⻑松井孝治様
・(公社)⽇本助産師会会長髙⽥昌代様
より祝電をいただきました。
・東洋羽毛販売株式会社様
よりお花をいただきました。
ありがとうございました。
多くの会員の皆様にご参加いただき、部会交流会、支部交流会もあわせて開催することができました。
総会開催と議案設立にあたり、会員皆様のご協力に深く感謝申し上げます。

アクセス

電車の場合

JR円町から南東に10分
JR・地下鉄二条から北西に15分

バスの場合

市バス・京都バス 
丸太町御前通下車 御前通を南へ3分

市バス・京都バス利用時 丸太町御前通まで
●地下鉄東西線二条駅より
  市バス  93、15番(嵐山方面)
  京都バス 61、62、63番(嵐山方面)
●京阪電車丸太町駅より   
  市バス  202、204(嵐山方面)         
●阪急電車西院駅より
  市バス  202(円町方面)

※駐車場はありません。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用下さい。

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